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鬼火焚きの準備（12/15日） 毎年恒例の鬼火焚き、地元「油須木自治会」では自治会行事として存続しています。 朝9時、一旦、鬼火焚き設営場所に集合し、現地では設置のための穴掘り班、そして、妄想竹の切り出し班、燃やす材料集めの班などにそれぞれに別れ、会員所有の大型トラックや軽トラックで材料を集めます。 油須木自治会の鬼火焚きの姿には昔から気品があります。 それは、大きくて背の高い孟宗竹が凛として聳えるからだと思います。 設置作業では、まず、細長く深い穴を掘り（これも意外と大変）、その中に大きな孟宗竹を立てるのが第一の難関です。孟宗竹に綱を掛けてみんなで引っ張り揚げる要領です。 そして、その周囲に四本の柱を立て、短く切った孟宗竹を井桁の桝に組みます。その中に燃えやすいものを投げ込みますが、桝の中でそれらを詰め込んでいく役目（通常二名）も大変です。 以前は周囲の柱は四本とも大きく背の高い孟宗竹だったので、柱立てに今の五倍の労力が掛かり、しかも、それら五本の竹柱の上位を番線で縛り上げる危険な高所作業もありました。 過去の鬼火焚きはこちらに⬇︎ http://bach.saloon.jp/Blog2/entries/2015/12/20_20151220.html それに比べれば楽になりましたが、最近は、集める材料の量が多くなった感じがします。 集めた材料は子どもたちも運びます。 以前、鬼火焚きはあいご会主体の行事だったので、子どもたちの活躍には目を見張るものがありましたが、今もそれなりに手伝ってくれます。 今年も多くの人が集まり、やはり人数だけのことはあり、11時半前には準備作業全て終了しました。 点火は、年明け 1/5（日）18時ですのでお忘れなく… 油須木自治会の鬼火焚きは、年始あいさつの場、厄年払い、門松やしめ飾りを焼く、豚汁をツマミに焼酎を飲みながら懇親の場にと、そんな恒例行事となっています。 郡山地域では多くの集落（自治会）でまだこの行事が続いていますが、集落によっては継続が難しくなったのことで、平成20年度に当時の鬼火焚きの状況を調査したことがあります。 郡山校区の鬼火焚きはこちら⬇︎ http://bach.saloon.jp/Albums/pages/Onibi-taki.html それから11年、その後どうなっているでしょうか… 少なくとも、油須木自治会の鬼火焚きはこのように健在です。 平成20年度（2008年度）郡山校区の鬼火焚き実施状況⬇︎ http://bach.saloon.jp/raccoon/Public/onibi/onibi-report.pdf .