INFO:

『コロナと演劇 ── 寄って喋れば明日の知恵』 コロナで演劇、大変です。けれど世界が体験したこの出来事から、新しい演劇作品が生まれることは間違いありません。公演の自粛が始まった2020年2月からの半年間を振り返りながら、これからの演劇のありようを探ります。 長丁場ですが、内容ぎっしりです。お時間のない方は1.5倍、1.75倍の速度で。最後まで是非！ [登壇] 近藤芳正　佐藤徹也 工藤千夏　シライケイタ　瀬戸山美咲　マキノノゾミ　松村 武　丸尾 聡　鈴木 聡(司会) [収録] 2020年8月8日 [劇作家協会のサイト] http://www.jpwa.org/main/activity/openclass 0:05 鈴木聡 3:05 マキノノゾミ ▽ 話題1「やるかやらぬか、三月。ほぼ自粛へ、四月。」 6:35 シライケイタ 22:00 瀬戸山美咲、丸尾聡 ▽ 話題2「高校生も悩む。おじさんも悩む。」 44:35 工藤千夏 58:15 近藤芳正 ▽ 話題3「 七月。公演再開。悩んで工夫して細心の注意を払って。」 1:08:15 鈴木聡 1:09:45 松村武 ▽ 話題4「演劇スタッフのスキルを旅館の修理に活かせないかと思いついた人がいる。」 1:29:25 佐藤徹也  ▽ 「演劇と世の中のこと」 1:38:30 全員 2:46:22 終了 [登壇者プロフィール] ◎近藤芳正 俳優。1976年デビュー。1979年に劇団青年座研究所に入所。91年の映画『12人の優しい日本人』以降、『THE 有頂天ホテル』、『ザ・マジックアワー』、読売演劇大賞最優秀作品賞受賞作『笑の大学』など、三谷幸喜作品に数多く出演。テレビドラマ・映画の出演多数。2001年に「劇団♬ダンダンブエノ」、2009年にはソロユニット「バンダ・ラ・コンちゃん」を立ち上げ。舞台プロデュースの他、ワークショップを主宰し、後進の指導にも力を注いでいる。 ◎佐藤徹也 演出家・プロデューサー。オフィスクレッシェンド所属。桐朋学園中退、後渡米。1995年に帰国後、テレビ番組のディレクターとしてキャリアスタート。番組以外に長渕剛・嵐など多数のアーティスト作品も演出。04年テレビ朝日「報道ステーション」に参加。08年『アシンメトリー』で映画初監督。11年以降は年1～２本のペースで舞台も演出。14年の劇団俳優座創立70周年記念公演『七人の墓友』（作・鈴木聡）は、初演以降19年までに全国50都市で延べ5万人超を動員した。 ◎工藤千夏 劇作家・演出家。「青年団」演出部所属。「うさぎ庵」主宰。「渡辺源四郎商店」ドラマターグ。一般社団法人進め青函連絡船理事。青森県立保健大学非常勤講師。四国学院大学非常勤講師。東京、青森、あちこち行ったり来たり。 劇作家協会の高校演劇委員会の部長として「震災高校演劇アーカイブ」を運営。同HP内で、新型コロナウィルスの影響で2020年春に中止や延期を余儀なくされた公演やフェスのチラシを集めた「チラフェス2020」を開催。 ◎シライケイタ 桐朋学園芸術短期大学演劇専攻出身。蜷川幸雄演出『ロミオとジュリエット』のパリス役で俳優デビュー。野田秀樹、木村光一、鐘下辰男など、数々の演出家の舞台、およびテレビドラマ、CM等に出演。2010年に「温泉ドラゴン」を旗揚げ。第二回公演『birth』より全作品の演出を手掛ける。劇団内外での脚本執筆多数。若手演出家コンクール2013にて優秀賞・観客賞。2017年、読売演劇大賞において杉村春子賞を受賞。 ◎瀬戸山美咲 劇作家・演出家。1977年、東京都生まれ。2001年、ミナモザを旗揚げ。2016年に『彼らの敵』で読売演劇大賞優秀作品賞、2019年に『夜、ナク、鳥』と『わたし、と戦争』で同優秀演出家賞など受賞多数。多摩ニュータウン×演劇プロジェクト『たまたま』などコミュニティの人々とつくる演劇にも継続的に携わる。2020年冬には「現代能楽集Ⅹ『幸福論』～能「道成寺」「隅田川」より(仮題)」を演出予定 (脚本も長田育恵とともに担当)。日本劇作家協会副会長。 ◎マキノノゾミ 劇作家・演出家。1959年、静岡県生まれ。同志社大学在学中より演劇を始め、1984年に劇団M.O.Pを旗揚げ。『東京原子核クラブ』で読売文学賞、『高き彼物』で鶴屋南北戯曲賞、『ローマの休日』で菊田一夫賞など受賞多数。NHK連続テレビ小説『まんてん』など映像作品も多い。秋には朗読劇『日の名残り』(あうるすぽっと主催)出演予定。日本劇作家協会副会長。 ◎松村 武 劇作家・演出家・俳優。1970年生まれ。早稲田大学在学中にカムカムミニキーナを旗揚げ。全作品の作・演出を担当し自らも出演。2003年には史上最年少で明治座11月公演『三人吉三～東青春』の脚本・演出を手がけ、2010年に演出を務めた青山円形劇場『叔母との旅』は、読売演劇大賞の優秀作品賞に選ばれる等4部門ノミネート。ミュージカルからストレートプレイまで幅広く手がけ、着実に演出家としての地位を確立し、俳優としても高い評価を得ている。日本劇作家協会運営委員。 ◎丸尾 聡 劇作家・演出家・俳優。「演劇ネットワーク＠丸尾」主宰。代表作に戯曲『離宮のタルト』『死刑執行人』『飯綱おろし』(以上テアトロ掲載)。ラジオドラマ脚本『残置物処理班』でABUアジア太平洋放送連合ラジオドラマ部門最優秀賞。脚色に『精霊の守り人』シリーズ、『火喰鳥　羽州ぼろ鳶組』シリーズなど。市民劇の脚本や、戯曲と演劇のワークショップの主宰・講師などでも活躍。日本劇作家協会運営委員。 ◎ 鈴木 聡 劇作家・演出家。1959年生まれ。「ラッパ屋」主宰。1984年、広告会社に勤務の傍ら「サラリーマン新劇喇叭屋」(現・ラッパ屋)を旗揚げ。『八百屋のお告げ』他で紀伊國屋演劇賞・個人賞、『をんな善哉』で鶴屋南北戯曲賞。演劇のほか、映画・ドラマ・新作落語の執筆まで幅広く活躍。日本劇作家協会理事。 [クレジット] 舞台監督： 小野八着(JetStream) 照明：吉嗣敬介(ch.4429)　 音響：鈴木三枝子 (Ivy Cricket)　 映像編集：吉田康一　撮影：西坂來人　米田浩章 文化庁委託事業「令和2年度 次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」 主催：文化庁、一般社団法人 日本劇作家協会 制作：一般社団法人 日本劇作家協会 協力：NPO法人 劇場創造ネットワーク／座・高円寺 後援：杉並区